高知県土佐町の林業インターンに来た!2日目

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高知県土佐町の林業インターン2日目。

土佐町森林組合さんで座学です!

一日中雨が降っていましたが座学だったので助かりました。

 

1日目の記事はこちら↓↓

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今日の研修「座学」「チェーンソー解体」

今日は座学ということで、峯本さんという方から

木の手入れの仕方や、木材価格の推移、労働安全についてなど

林業に関しての知識をたくさん教えていただきました。

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また午後からは昨日体験させていただいたチェーンソーを

メンテナンスのために解体し、組み立て直す方法も教えていただきました。

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最後に余った時間で、クヌギの木を切り、椎茸の植え付けもさせていただきました。

収穫できるのが楽しみ!

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学び

①木材価格は為替に影響されるようになり、20年前と比べて半分ほどに。

国際価格とほぼ同程度で戦わなければならない。

 

②木質バイオマスのおかげで、捨てる木は減少。

 

③ヒノキはスギよりも2倍成長が遅いのにも関わらず、

近年はヒノキもスギも価格がほぼ一緒になってしまっている。

 

④日本は外国に比べ森林面積は広いが、利用率は低い。

 

⑤森林組合=悪と捉えられがちだが、自伐林家等の小規模事業体が

広大な日本の森林をすべてカバーするのは難しく、

森林組合はそういった大規模な面をカバーするためには必要である。

 

⑥従事者の日当は6000円ほどから始まり、危険で重労働なのに

経済的には非常に厳しい状況である。

 

⑦海外の先進国では林業は盛んで、従事者の社会的地位も高い。

また機会や道具はそのような国から輸入することが多くコストは高くなる。

 

今日を終えて

今日を終えて思ったことは、ますます林業は厳しい産業なのだなということです。

国際価格での勝負が求められ、林業従事者は経済的に苦しい状況なのです。

人材は不足しているため、若者にとっては売り手市場なのですが、

この状況では就職するかどうかはよく考えなければならないでしょう。

国内材の利用がもっと促進され、産業が盛り上がればいいなと思いました。

 

明日は自伐林家さんで研修です。

私が一番興味があるのが自伐型林業なので楽しみです。

 

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