水没したiPhoneはお米で治る！焦らず対処し、復活させよう。

iPhone水没！？

とある先日、僕のiPhoneが水没するという事件があった。

その日、大学が休みだった僕は家で遅めの昼食をとっていた。

朝ごはんは食べていなかったからなおさら食が進む。

満腹になると眠たくなるとはよく言ったものだが、食後には案の定睡魔に襲われた。

「さてと、もう一眠りするか」

席を立った僕は食器を左手にシンクへと向かう。

僕は普段から食器は浸け置きしてまとめて洗うタイプだ。

その日もシンクの中の金ダライには水が張られ、薄汚れた食器たちが洗われるの待っていた。

眠気に襲われている僕は食器を洗う余裕などない。

手に持っている食器も同じようにタライに放り込み、寝床へと向か、、、

「ん！？」

その時僕が感じた違和感は、すぐさま嘆きの叫びへと変わる。

「うああああああああああああああああああああああ！！！！！」

一体全体何が起こったのか。

何が僕をそこまで叫けばせるのか。

そう僕は左手に持っていた食器ではなく、

右手に持っていたiPhoneをタライへと放り込んでいたのだ。

その時の衝撃たるや、、、　自分で自分が理解できない。

なんで？なんで？なんでなんだ。やってしまった、、、

僕はすぐさまiPhoneを引き上げにかかる。

が、時すでに遅し。

僕のiPhoneは、か弱い明滅を残し闇へと消えた。

焦らず対処しよう

僕はiPhoneを振った。

何度も何度もなんども。

その度に機械の内側からは水滴がこぼれ落ちる。

まるで僕の涙を代弁するかのように。

その時、カナダでホストマザーが言っていた言葉が頭の片隅に浮かんだ。

「スマホが水没した時は、お米と一緒に密閉しておいておくの」

それが、海外流の対処方法らしかった。

ぐずぐずしてはいられない。すぐさま僕は行動に移した。

台所にあるジップロックを取り出し、お米を詰めていく。

そして、黒く冷たくなってしまったiPhoneを白いティッシュで包み、その中へと寝かせた。

お米のパワーでiPhone復活

iPhoneがお米とともに眠りについてから３日。

ここまでの間、僕の頭からiPhoneのことが離れた日はなかった。

Twitter、Facebook、LINE、etc...。

僕はiPhoneがなければほとんど何もすることができなかった。

もしこのまま復活しなければ僕はどうすればいいのだろう。

買い換えるお金もなく、この情報社会から１人置いてけぼりになってしまうのだろうか。

そんなことが幾度となく頭を巡った。

そして、運命の時。

3日ぶりにiPhoneと対面した僕は、大きな不安を胸に電源ボタンに指をかけた。

「ポチッ」

神様、仏様、iPhone様。

iPhoneは僕の呼びかけに応えるように光を放った。

3日ぶりの対面、明るく放たれた光。僕はこの時を忘れない。

水に落としてごめんな。

１人お米の中で寂しかったよな。

そして、復活してくれてありがとう。

そんな思いが自然と湧き上がってきた。

普段の何気ない生活の中で、最高の1日となったと言ってもいいだろう。

こうして水没した僕のiPhoneは息を吹き返した。

僕は今そのiPhoneからブログを書いている。

読者の皆様もどうか、自分のスマホを大切にしてやってください。

お皿をシンクに戻すときは両手に意識を集中させてください。

そう、今回の僕のような事故を引き起こさないために。

まとめ

というわけで、ここまで僕の文章に付き合っていただいた読者の皆様。

しょうもない物語を読んでいただき誠にありがとうございます。

最後に僕がお米でiPhoneを復活させた対処法を紹介したいと思います。

水没iPhoneへのお米を使った対処法

①ジップロックに乾燥した（炊いていない）お米を詰める。

②水没したiPhoneをティッシュに包んで①の中に入れ蓋をしめる。

③深い祈りと後悔とともに３日間待つ。

④3日経ったらジップロックからiPhoneを取り出す。

⑤電源を入れ、復活していたら大成功！！

注：この対処方法で水没iPhoneが必ず復活するという保証はありません。また、物語の中で僕は水から引き上げたiPhoneを振っていますが、それはやめた方がいいようです。

水没iPhoneへの対処方は以上となります。

皆様の水没iPhoneが復活することを心からお祈りしております。

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